前1500年頃エジプトテーペの墳墓から出土した壁画

金属ハンドブック

人類が生活の中に始めて火を取り入れたのは約50万年前のころでした。最初は食物の調理、暖房、照明と次第に用途を広げていきます。
その後1万年前にはこの火を使って土器が造られ、その技術を利用し、天然に産出する金属を溶かしたり、化合物である鉱石を精錬して得られた金属によって生活の道具を造るようになりました。 人類が最初に出会った金属は川底などにあった砂金などの自然の金であったであろうと考えられています。 自然の金はほぼ純粋の金属であったため、これを叩き延ばして腕輪などの装飾品が造られたようです。 次に金属として存在した自然の銅や隕鉄(鉄の多い隕石)を拾い集め、砕いて選別し金と同じように叩き延ばして、装飾品や武器などを造りました。

世界の金属の歴史

「参考文献」
鋳物五千年の歴史(日本鋳物工業新聞社)/たたら(玉川大学出版部)/鉄のメルヘン(アグネ)鋳物の技術史(社団法人 日本鋳造工学会)/ 鋳物の実際知識 (綜合鋳物センター)