電気炉溶解のコスト計算シミュレーション

■シミュレーションはこちら(EXCEL)
  1. 本シミュレーションは厳密な財務計算を行うものではなく、使用原材料の変化や操業条件の変化で鋳鉄の製造コストがどのように異なるのか、2通りの計算を行い比較シミュレーションするものです。
  2. 計算式については各インプットページの25行以下に表示しています。又、本計算を行う前の仮計算についても 各ページのO列以降に表示しています。
  3. 各ページ毎に2通りのコスト差が表示されますので、インプット毎にコストの変化を確認することができます。
  4. 溶解原材料費については、発生する戻り材を控除する計算としています。
  5. シミュレーションシステムの計算手順
    1 先ず配合のページで製品の目標成分、各原料の成分値溶解歩留まり、更に主原料の内戻り材とスクラップの配合率等を設定します。この結果から球状化処理前の溶湯成分値に合致するように各副原料の配合率を算出します。 この配合率を基に以後のコスト計算に適用します。
    2 方案歩留まりの設定・・・製品の単重,1枠の製品入り個数,更に1枠への溶湯鋳込み量をインプットすることで方案歩留まりが計算され、この値を以後のコスト計算に適用します。
    ここではある特定の製品を単独で生産するようになっていますが、月間の加重平均値が判っていればその値を入力します。
    3 操業条件のページでは各操業条件,就労条件,更に使用スクラップの肉厚と推定酸化減耗深さを設定します 。この結果から必要な溶解量や延べ溶解日数、更に必要な残業時間などを算出します。
    尚,溶解歩留まりについては原材料の酸化減耗量を算出し,自動的に算出させています。
    ここで算出したデーターは以後のコストシミュレーションに自動的に使用されます。
    4 溶解原料のページでは各原材料の単価のみインプットします。
    配合率は「配合」のページから転写しており,溶湯コストと製品コストを自動的に計算します。
    5 球状化処理,その他のページでは球状剤,接種剤の単価をインプットします。原単位については「配合」のページから転写計算しています。
    耐火物については1回の築炉費用と寿命回数をインプットすることで、通銑量を計算しコスト計算に適用します。
    砂については1枠の砂の充填量、新砂の補給率、更に単価をインプットします。尚,単価については粘土や黒鉛等の配合剤を 含んだ単価とします。
    中子については製品1個あたりの使用個数と平均単価をインプットします。
    6 電力のページでは関西電力の通常料金を参考に示していますが,インプットに当たっては各地区の電力会社の 電力料金を使用してください。
    7 労務費のページでは各工程毎の配置人員をインプットします。
    ここでは製造間接部門の要員は人員比で現業部門に割り振る計算を行っています。
    これらの入力結果から各工程毎の基準時間,標準時間,更に労務コストを計算します。
    8 外注加工費・・・外注単価,運賃等をインプットします。
    9 賃率の算定・・・ここでは年間売り上げ金額(億円単位)と残業割り増し比のみインプットします。 その結果から定時時間内と時間外の労務費(¥/hr・人)を算出し労務コストの算出に適用します。 算定では・・・素形材年鑑(H11年発行)より「銑鉄鋳物の原価指標」による諸経費の割合で算出しています。
    年間売り上げに対する比率 人件費・・・・ 18.8% ・・ 直接,間接労務費
      原価償却・・・ 3.4%  
      経費・・・・・・ 19.7% ・・ 直接経費,福利賄費・・・等
    ・・・・・これで通常のコストシミュレーションのインプットは終了です。・・・・・
    10 設定条件やコスト比較表のページでは,これまでのインプット,更に計算結果を転写しています。 「最終の印刷のページです。」
    11 計算式のワークシートではコスト比較表の計算結果についてご理解できない場合に備えて準備したものです。
    シミュレーションの結果に連動していますので、コスト比較表と比べながら確認できます。
    12 グラフ1・・・販売価格に占める工程別コスト比較グラフ(棒グラフ),工程別比率(ドーナツグラフ)を表示。
    13 グラフ2・・・直接製造原価内訳(棒グラフ),その比率(ドーナツグラフ)
      両グラフ共にシミュレーション毎に自動的に作成されますので必要であればご利用下さい。
    (注意 )
    本ソフトは保護されていません。従って、各社の好みのレイアウトに変更が可能です。
    EXCELではグラフは作成していません。グラフ表は作成していますので自社で作成して下さい。
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