BHUTAN ブータンで醤油づくりを
SOY SAUCE for BHUTAN 醤油文化をブータンに!
きっかけはブータンで最も有名な日本人であり、「ブータン農業の父」と呼ばれた西岡京治氏の夫人、西岡里子氏(以下、西岡氏)と弊社会長福田勝(以下、福田)との出会いから始まりました。
ブータンは大豆が自国内で製造出来るにもかかわらず醤油は全量海外からの輸入に頼っているということを福田は西岡氏から聞かされました。
それならブータンの人に醤油づくりを学んでもらうことでブータンの経済発展の一助となれるのでは、と思った福田は西岡氏とともに「ブータン醤油づくりプロジェクト」を立ち上げました。
ご協力いただいたのは、神戸市北区道場で代々農業を営んでおられる谷一美氏と兵庫県多可郡多可町で醤油づくりをされている足立醸造(株)の足立達明氏です。
谷氏は福田が理事長を務めていた菜園大学(1から野菜づくりを学ぶ場)で平成25年まで32年間にわたり野菜づくりの指導をして頂いていました。
足立氏は多可町で木桶を使ったオーガニックの醤油づくりに取り組んでおられます。
プロジェクトとしては、
- 醤油づくりの設備を神戸市北区道場町に設置し
- ブータンから実習生の方に来日してもらい
- 神戸市道場で醤油づくりを学んだ後にブータンに設備を送り
- ブータン国内で本格的に醤油づくりに取り組んでもらう
ことまでを目的としています。
FROM NOW ON 今後
当初2020年から取り組む予定がコロナ禍で来日が困難となり、2年間は受け入れ側だけで醤油の試作づくりに専念していました。
ようやく2023年3月に実習生の来日が叶い1カ月弱の期間、谷氏の家で住み込みの生活を送りながら醤油づくりに取り組んでもらいました。
出来上がりは2024年3月の予定のため、一旦帰国頂き、出来上がるタイミングで再来日して頂く予定です。
完成後はブータンに設備を送って現地でもう一度、最初からの作業となるため、まだまだ道半ばですが、今からどのような醤油が出来上がるか楽しみです。